SR500 レストアとカスタムの軌跡 2
SR500 レストアとカスタムの軌跡 1はこちらになります。
切断したフレーム。
削ると溶接のブローホールが出てきます。
まずこれを溶接で埋めていきます。
削って埋めてを繰り返します。
ブレーキシャフトが入るブラケットを製作。
溶接します。
元に戻しているだけですが・・・。
これだけではストッパーがない為ブレーキペダルが取り付けできません。
ただタンデムステップやマフラーのブラケットは使用することがありませんのでブレーキペダルを取り付けるためだけのブラケットを製作します。
こんな感じでできました。
これでやっと元通りです。
他の部分も溶接し、これでやっと塗装前の下地をつくることができます。
一度加工されたフレームは手間がかかるので大変ですがまた綺麗になって走ることを想像するとやる気も出てきます。
フレーム作業は少しお休みして次はエンジンです。
分解するエンジンはコレです。
シリンダーヘッドカバーから分解します。
ピストン位置は圧縮上死点付近がいいです。
バルブが開いた位置で分解すると9本のボルトナットを緩めて外す最後の方で最悪なことが起こる可能性があります。
ノックピンが錆びることでヘッドやシリンダーが外せない場合があります。
フィンは割れやすいので叩く位置が決まっています。
中古車でよく見かける状態のピストンです。
OHしなければ直りませんがこれでも走ることができます。
いつか必ず焼き付きます。
分解する前に正常であることを確認したコイルです。
このエンジン、カバー類は開けられていますけど深いところは一度も分解されていません。
珍しいのは1988年モデルのSRですがヘッドの形状は1985年と同じであることから1988年の初期モデルのSRだということがわかります。
(最初に見た目は1985年であることを書きました)
エンジンOHの依頼やレストアの依頼でエンジンとフレームのマッチングをよく聞かれるのですがご希望の方はお伝えします。
エンジンだけでも色々な年式の部品が混ぜられている場合があります。
混ぜることで不具合が出ることがあります。
こういうことがないように分解の度に記録を取り続け、年式による部品の違いを把握しています。
プーラーをかけるときアルミのスペーサーなどを挟むとクランクにダメージがありません。
フライホイール側も同じです。
フライホイール側はフライホイールを外す時とクランクを外す時、2回気を付けなければいけません。
使えるのに壊して部品を交換することはレストアではないんですよね・・・。
クランクを外すと時々ベアリングがクランク側にくっついてきます。
これ実は簡単に外せます。
塗装しますのでベアリングも外します。
分解しましたので塗装します。
下地作り(油分の除去、塗膜剥離、錆落とし)をした後セラコートです。




























