1978 SR500 フルレストア日記 vol.7

※概要※

【SR500 フルレストア日記】と題して、北米から帰国した不動なSR500を再生させたいと思います。

この連載ではレストアとはどのような作業なのかお見せしたいと思います。

 

 

今回は足回り編(前編)となります。

北米輸出仕様の特徴でもあるキャストホイール。

前後ディスクブレーキは輸出仕様のみ見ることができる特徴となります。

 

 

錆はありますが酷い腐食はなさそうです。

 

 

 

まずローターから。

 

 

 

ブラストで錆と塗装を剥離します。

パウダーコートの下地準備です。

適当にペーパーで磨いてブラックに塗っても、錆をブラストで落としてパウダーコートしても仕上がりは同じです。

違ってくるのは何十倍になるのかわかりませんが耐久性です。

 

 

旋盤にセットして少し研磨します。

 

 

 

準備が出来たのでパウダーコート。

これは仕上がり前の状態です。

 

 

仕上がりました。

リアディスクはPCDは同じですが外径がフロントと比べると小さいです。

 

 

フロントディスクはSR400SP、SR500SPと同じです。

ところがホイールは違います。

これについてはまた次回。

 

 

 

フロントフォークは摺動部に大きな錆もなく年式を考えると良い状態に見えます。

 

 

恐らく一回も分解したことがない状態です。

変な傷もなく逆に好都合です。

 

82年までの初期型に付くスチールのトップボルトも同じです。

 

 

曲がりを確認します。

 

 

 

インナーはバフ研磨。

アウターはまずウエットブラストです。

 

ウエットブラストで仕上げた状態です。

 

 

光りすぎないようにバフ研磨します。

 

 

バフ研磨で仕上げた状態です。

 

 

 

パウダーコートします。

仕上がり前の状態です。

 

 

最終的に仕上がった状態です。

 

 

組立てて完成となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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1978 SR500 フルレストア日記 vol.6

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前回のエンジンの続きとなります。

腰下も組み終わり、いよいよ腰上を組みたいと思います。

 

ピストンはリング、ピンなどを交換し使用します。

 

 

 

シリンダーはホーニングをして取り付けます。

錆をブラストで落とし、レストアらしく綺麗になってもらいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

シリンダーヘッド。

シリンダーヘッドは純正の状態で塗装がされています。

その塗装が剥がれ錆が出ていますので、塗装の剥離と錆の除去、新しく塗装も行います。

 

 

ガンコート仕上げです。

 

 

初期型モデルは作りが荒々しくこれまで何回も怪我をしています。

処理することもありますが、このSRに関してはこれからも荒々しいまま生きてもらおうと思います。

 

 

 

バルブは腐食でボロボロでしたので交換しました。

シートカットや清掃を行い、当たり面を確認してから取り付けます。

 

 

 

 

綺麗な状態のカムシャフトはベアリングを交換しそのまま使用します。

 

 

 

シリンダーヘッドカバー。

ブラストで処理をし、シールやガスケットは全て交換します。

 

 

 

 

 

組み上がりました。

特徴的なカムチェーンのテンショナーカバーも低圧のブラストで綺麗にしてから取り付けます。

 

 

 

 

すぐに車体にのせたいところではありますが、まだ時間がかかりそうです。

しばらくの間スタンドで保管します。

 

最後に中も外観も綺麗になったエンジンを見ていただこうと思います。

 

これでエンジン編はおしまいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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1978 SR500 フルレストア日記 vol.5

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今回はエンジンを組み立てたいと思います。

 

前回紹介したクランクシャフト。

少し重いクランクです。芯出ししてから取り付けます。

 

 

 

ケースにベアリングを圧入、ボルト穴をしっかりと清掃します。

 

 

 

 

ミッションは非常に良好でベアリング以外は全てそのまま使用します。

確認のために一度分解します。一度外したクリップは使用できませんので必ず新品を用意します。

 

 

 

クラッチも状態が良くそのままです。

シフト関係のスプリングは折損の可能性を考えて交換しています。

 

 

 

ジェネレーターの取り付け。

これもまた綺麗な状態で残っており、しっかりと点火することを願うばかりです。

 

 

 

純正の状態で点火タイミングを変えることができるようになっています。

これもまた輸出仕様の特徴のようです。

そういえば分解時、どこかに貼ってあったステッカーにBTDCの記載がありました。

始動時に調整したいと思います。

 

 

 

今回はここまでです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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