SR500 Restore&Custom レストアとカスタムの記録 21

タンクカラーは日本の伝統色【苔色】です。

スクランブラーによく似合う落ち着いた色です。

4色を混ぜて作りました。

 

 

白い枠取りもいい雰囲気です。

 

 

組み立てには数十個の位置出し用のカラーを使用します。

これらを使用することでバランスを整えます。

決まった寸法ではありませんので自分で旋盤やフライスを使い製作します。

またカスタムオーダーはワンオフパーツを多用しますが決して特別感を出すためだけのものではありません。

あくまでも自然に、目立たず違和感がないように製作しているものがほとんどになります。

 

この【SR500 Restore&Custom レストアとカスタムの記録】は次回の完成写真で最後になります。

オーダーされた車両の製作過程をみていただきました。

カスタムオーダーはレストア作業が前提にあるということがわかっていただけたと思います。

エンジンがかからない車両を始動できるようにした などの広義のレストアではなく、全てではありませんが私が考えるレストアというものをお伝えしました。

技術的にはまだまだですが何かのご縁で皆さんの車両を製作することができ、その車両を長く乗っていただけたならこれほど嬉しいことはありません。

 

では、次回が最後になります。

SR500 Restore&Custom レストアとカスタムの記録 20

もう記録も20ですか・・・。

 

TMRキャブレターを取り付けました。

スリムなファンネルが気に入っています。

 

 

 

スピードのみのセンターメーターにするためのステーを製作。

厚めのSUS304 3.0mmです。

 

 

センターメーターに対応するためにヘッドライトを加工、ケーブルをケースから取り出せるようにしました。

 

 

配線の時に書きましたがこの位置にするためにキーをサイドにしました。

必要なカラー類を削り出し取り付けます。

このメーターは古いメーターですがメインハーネスを製作するときにカプラーオンで取り付けできるようにしてあります。

 

 

 

ハンドルレバーはショートにしました。

上が純正のレバー、下が取り付けるレバーです。

マスターもナローな車体に合わせて小さめのタイプを取り付けました。

 

 

アンダーガードもサイドマフラーに合わせて特大で製作しました。

 

 

 

シートも製作しました。

オリジナルのナロハイシートです。

いい雰囲気に仕上げてみました。

 

 

タンクは少し上の画像で見えているのですがまた次回にでも・・・。

 

SR500 Restore&Custom レストアとカスタムの記録 19

サイレンサーもステンレス。

ショートで製作。

 

 

このマフラーは左出しです。

 

 

サイレンサーステーの製作、ガードの製作をして取り付けました。

 

 

 

キャブレターはTMRを取り付けます。

 

 

スピゴットを製作しました。

 

 

ファンネルも製作してみました。

 

 

ドレンボルトを製作しキャブレターヒーターを取り付けました。

1シーズン自分のSRで確認し、良好な結果を得ることができましたので用途に合わせて少しずつ取り付けたいと思います。

これに伴い使用することがなくなったワイヤータイプのチョークバルブを取り外しました。

すっきりします。

 

 

 

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