SR400→522スープアップとOH 其2

 

えー・・・前回の続きです。

と言いましても随分前のことですが。

SR400→522スープアップとOH 其1

 

清掃や各部チェックを済ませてクランクを組み立てます。

新品クランクは気持ちがいいものです。

DSC09798

 

 

ボーリング、ホーニング済みのシリンダー。

歪みが出ないように時間を置いてから神経質なくらいに計測します。

DSC09799

DSC09803

 

 

 

ピストンはそこそこコンプなワイセコ89mm。

WPCなどをします。

DSC09805

 

 

 

リングも表面処理します。

リングに関してはWPC、DLCを組み合わせます。

これは様々な意見を聞き、私の独自見解で処理しています。

 

私自身が最初から最後まで組んだエンジンでお客様に走行してもらい、また私がOHする。

これを繰り返すことでチューン車のクセがわかってきます。

しかしながら未だ解決に至っていないところもありまだまだ勉強が必要なようです。

DSC09807

 

 

 

バルブシートカットとラッピング。

これも実は全て同じではなくエンジンの仕様によって勝手に変えてあります。

効果はどうでしょうか。

こういったことは0.1PSアップでも成功といえます。

まずこれには耐久性に変わりがないことが重要です。

細かい積み重ねで0.1PSアップネタを10個仕込んだとしましょう。

それで1PSアップ。

非力なシングルエンジンにとってこの1PSは同排気量エンジンとの差別化に十分と言っていいでしょう。

DSC09809

 

 

 

バルブスプリングはノーマルです。

へたりがあってはダメですので計測後取り付けます。

DSC09816

 

 

カムはヨシムラST1。

DSC09817

DSC09818

 

 

ロッカーもWPC。

DSC09822

 

 

 

カムチェーンも新品です。

DSC09823

 

 

 

 

綺麗にした小物がアクセントになります。

DSC09821

DSC09824

 

 

 

 

完成しました。

慣らし運転頑張っていただこうと思います。

DSC09825

 

 

 

 

 

 

 

フェイスブックのお知らせ

マニアックな方々からのいいね!をお待ちしています