SR400から500へのスープアップとOH

 

今回のエンジンはノーマルの400ccから、ストロークアップで500ccへのスープアップです。

少々お疲れ気味のエンジンですので、しっかりOHして気持ちよく乗れるようにしたいと思います。

 

清掃後、ベアリングから取り付けます。

 

 

 

84mmストロークの新品クランクを組み付けます。

このSRはミッションの状態がよく、ベアリング以外はそのまますべて使用します。

 

 

 

 

ピストンは輸出用の500ピストンを使用します。

ボアが400と同じですので、スリーブを新たに製作、最小限の面研をしてあります。

超音波洗浄後、組み付けます。

 

 

スリーブは「ターカロイ鋳鉄」。

耐摩耗性に非常に優れた鋳鉄です。

ディーゼル車に使用されるターカロイ鋳鉄と同じものですので、どれだけ長く持つかがわかると思います。

 

 

 

シートカットやポートの清掃も行います。

 

 

バルブ研磨。

 

 

 

 

作業はとても時間がかかります。

慣れているのですが、省略するところがないからです。

 

 

 

 

後は、ヘッドを取り付けて、フレームにのせて、エア抜きして始動して終わりです。

エンジンは終わりですが、この車両には続きがありますのでまた次回。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェイスブックはこちら。

マニアックな方々からのいいね!をお待ちしています。

 

インスタグラムはこちらから。

フォローお待ちしております。

instagram1

SR522スープアップとOH 其2

 

続きです。

SR522スープアップとOH 其1

 

今回使用するピストンはワイセコの89mm。

WPCやDLC処理を済ませて組みつけます。

 

 

 

カムシャフトはヨシムラST-1

 

 

 

OH前に組まれていたメガサイクルカム。

このカムシャフト、リフト量は一般的なハイカム程度ですがデュレーションが300°近くあります。

コスワースのハイコンプピストンに作用角の広いカム。

しっかりと組むには時間がかかりそうなメニューです。

今回は10:1のワイセコピストンにST-1カムですから、チューンとしては控えめになりました。

 

 

 

シリンダーなどを超音波で洗浄し、組んでいきます。

 

 

 

 

ボアが小さくなりますのでスリーブを製作。

 

 

 

細かい部品はウェットブラストです。

 

 

 

シリンダーヘッド。

イン側に残るデトネーションの跡。

圧縮が高すぎたのか・・・セッティングでどうにかなったのか、点火でどうにかなったのか私にはわかりません。

 

 

コスワースのピストンに合わせて少し燃焼室加工がされていますが、以前私がコスワースのピストンを組んだ時も同じような加工をしてあります。

SR500から534へスープアップとOH 其2

 

このようなシリンダーヘッドを目の当たりにすると、このエンジンも内部で悲鳴を上げていないか気になります。

最近ウオタニで点火を調整し、シャシダイチェックしました。

夏季など特に注意深くチェックしていきたいと思います。

 

 

 

デトネーションの痕跡を消すために面研します。

 

 

圧縮が上がりますのでギリギリでやめたいところです。

 

 

 

21/100削りました。

少し上がった圧縮はガスケットで調整します。

 

 

バルブのシートカットとポート清掃。

 

 

 

 

 

真鍮のテンショナーカバー。

偶然ですがセラコートの色とほぼ同じです。

 

 

 

 

 

 

出来上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェイスブックはこちら。

マニアックな方々からのいいね!をお待ちしています。

 

インスタグラムはこちらから。

フォローお待ちしております。

instagram1

SR500 腰上のOH

 

今回はSR500の腰上のOHです。

何やら異音がするということで腰上を分解。

 

カムシャフトが異常摩耗しており、ベアリングもガタガタです。

この時代のカムシャフトはこのトラブルが多いような気がします。

カムシャフトは昔のヨシムラのST2です。

 

 

 

今回カムシャフトは削り出しのST1へ、ピストンは輸出用の500ピストンに交換します。

圧縮は約9:1。

WPC、DLCを済ませた状態です。

 

 

スリーブを新たに製作。

 

 

 

一番古いタイプのシリンダーです。

 

 

 

先程のピストンなどと一緒に超音波洗浄します。

 

 

 

 

初期型のシリンダーヘッド。

 

 

 

 

ウェットブラストで清掃。

 

 

 

 

バルブシートカットとバルブ研磨。

ポートの清掃もします。

 

 

 

ヘッドはウェットブラスト仕上げではなく、セラコートしました。

ST2からST1に変更しましたのでバルブスプリングはノーマルに、カムチェーンやスプロケットなど部品は全て新品に交換しました。

 

 

 

赤いリンクルヘッドを取り付けて完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェイスブックはこちら。

マニアックな方々からのいいね!をお待ちしています。

 

インスタグラムはこちらから。

フォローお待ちしております。

instagram1

1 2 3 26