SR500 Restore&Custom レストアとカスタムの記録 8

クランクケースのベアリングの圧入から組立てをスタートします。
ボルト穴清掃することを忘れていました。
クリップ付きベアリングは適当に圧入すると折損します。
オイルポンプカバーのガスケットはクランクケースを分解したこの時しか交換できません。
苦労することも多いこのガスケット交換ですがこれから先漏れることがないよう確実に作業します。
クランクシャフトを芯出し。
ミッションはシャフトを確認するために分解します。
分解するために外したサークリップ類は新品に交換します。
クランクシャフト、ミッションを取り付けます。
ケースの合わせボルトはクランクケースをブラックに塗った場合は基本的に黒色クロメート処理された強度ボルト(10.9)を使用します。
SRのエンジンに限ってですが使用されている全てのボルトの長さと径、締め付けトルクを覚えていますのでとても楽です。
オイルポンプのオイルシールを交換します。
2枚あります。
圧入します。
ポンプ本体のガスケットも交換し取り付けます。
圧送するオイルがエンジン内部で漏れていては意味がありません。
先程のカバーのガスケットも含めて交換しておきたいところです。
カムチェーンを新品に交換します。
少し擦れた跡が・・・。