SR500 Restore&Custom レストアとカスタムの記録 21

タンクカラーは日本の伝統色【苔色】です。

スクランブラーによく似合う落ち着いた色です。

4色を混ぜて作りました。

 

 

白い枠取りもいい雰囲気です。

 

 

組み立てには数十個の位置出し用のカラーを使用します。

これらを使用することでバランスを整えます。

決まった寸法ではありませんので自分で旋盤やフライスを使い製作します。

またカスタムオーダーはワンオフパーツを多用しますが決して特別感を出すためだけのものではありません。

あくまでも自然に、目立たず違和感がないように製作しているものがほとんどになります。

 

この【SR500 Restore&Custom レストアとカスタムの記録】は次回の完成写真で最後になります。

オーダーされた車両の製作過程をみていただきました。

カスタムオーダーはレストア作業が前提にあるということがわかっていただけたと思います。

エンジンがかからない車両を始動できるようにした などの広義のレストアではなく、全てではありませんが私が考えるレストアというものをお伝えしました。

技術的にはまだまだですが何かのご縁で皆さんの車両を製作することができ、その車両を長く乗っていただけたならこれほど嬉しいことはありません。

 

では、次回が最後になります。