SR400 フロントフォークOH他

SR400フロントフォークOH。

わざわざ記事にするくらいですから何かあります。

 

 

個人売買で購入されたということで点検をしました。

インナーが曲がっていますのでインナー修正とOHを同時に行います。

 

 

5/100以内に修正します。

 

 

 

これもオークションあるある。

ステムもよく折れています。

 

 

溶接で引っ張り出します。

 

 

 

タペットとカムチェーンを調整した時に気が付いたのですが変形していて調整できませんでした。

 

 

リーマで修正します。

 

 

 

少しでも気持ちよく走ることができるようにお手伝いしたいと思います。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SR400 フロントフォークのオーバーホール

今回はフロントフォークのOH、アウターのパウダーコートを紹介したいと思います。

遠方でも外して送って頂ければ作業できます。

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

 

作業前のアウターの状態です。

 

 

 

ウエットブラストで錆を落とします。

画像左がアルミナで錆を落とした状態です。

 

 

シール圧入部も少し錆びています。

 

 

 

細かいメディアに交換し錆を落とします。

 

 

マットブラックでパウダーコート。

 

 

 

ペーパー跡のあるインナーチューブはできる範囲で研磨します。

 

 

 

曲りを測ります。規定値に収まっていても5/100mm曲がっていたら修正します。

このフォークは片側のみ修正しました。

 

 

 

1/100mm以下になるように修正しました。

 

 

 

出来上がりました。

軽い研磨や曲りの修正はOH代金に含まれますのでお勧めです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SR400 初期型 キャブレターのOH

今回はキャブレターのOHを紹介します。

SR400初期型のキャブレターです。

SR500初期型のキャブレターもそうですが一番気になるのはボディの状態です。

 

 

よくあるのがパイロットスクリューの締め過ぎによる折損、ボディに詰まっていることがあります。

折れはしなくても穴の変形によりセッティングが出せなくなる場合もあります。

交換するだけのメインジェットの詰まりとかOリングの劣化とか正直どうでもよくて、ボディの状態が一番重要となります。

 

 

 

外す部品で気を遣うのがニードルジェットです。

叩くと簡単につぶれて広がってしまいボディに傷が入りますのでアルミの棒を使用してプレスで引き抜きます。

固着してる場合はプレスで押した時、先にアルミの棒が潰れますので変形のリスクを抑えることができます。

 

 

無事に取れました。

小さい部品ですが必ず交換しておきたい部品です。

 

 

 

キャブレターの分解や組み立てはPBのドライバーがお勧めです。

 

 

 

外観はウエットブラストで綺麗にします。

 

 

ウオーターガンや超音波などでメディアを取り除きます。

 

 

 

今回は一つ部品を製作します。

旋盤加工で小さな部品をつくります。

 

 

 

手の皮が剥けるほど回しにくいアイドリングスクリューを交換します。

そのために必要な部品です。

FCRのスクリューを流用しました。

軽々回ります。

 

 

 

ガスケットやOリングなどOHに必要な部品を交換し出来上がりました。

後は取り付けて調整します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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