SR400 レストア&カスタム その4【エンジン編】

今回はエンジンです。

OHと塗装を行います。

 

SRはディスクブレーキのモデルの途中からエンジンの塗装方法が変わりました。

初期型、ドラム型、ディスクブレーキモデルの初期型はシリンダーヘッドカバーやシリンダーに塗装はされていなかったのですが、このSRの年式の頃から塗装されるようになりました。

塗装されている部分の色味もややメタリックシルバーになり、雰囲気が随分と変わったのです。

エンジンが錆びやすくなったのもこの年式くらいからで一度錆が発生すると最後、錆と塗膜の剥がれでボロボロになります。

 

SRは年式によって良くなったところ悪くなったところ様々です。

新しければ良いというわけではありません。

かといってありがちな【昔はよかった】というわけでもないのです。

この両面を知ることでSRの更なる深い世界にハマる事間違いなしです。

 

 

分解したエンジンです。

 

 

 

 

ブラストで錆を落とします。

 

 

 

セラコート、パウダーコートでブラックにします。

 

 

 

 

組み立てます。

 

 

 

シリンダーヘッドはフィン研ぎ仕様です。

 

 

 

全体の仕上がりはまたフレームに積んだ時に紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SR400 レストア&カスタム その3【フレーム編】

SR400 レストア&カスタム、今回はフレーム編です。

直すからには長く乗れるように錆をブラストでできるだけ落とし、最も適した方法で塗装したいと思います。

 

錆もギリギリのところが多く、穴が開きそうな箇所もありました。

穴が開くと更に大変な作業になります。

その場合パイプの裏側も錆びてきます。

 

 

 

 

錆と塗装をブラストで落とし処理します。

SRはフレームの中にオイルが入ります。

溶接部分の錆など様々な理由からオイルが漏れる場合があります。

何となくフレームがベタベタする場合、漏れていることがあるのです。

ブラストで剥離することで少しの漏れであっても確実に見つけることができます。

ただブラストして塗装するだけではなく、あらゆるトラブルの可能性を考えて作業することを心掛けています。

 

 

 

いつもフレームはグロスブラックでパウダーコートしますがこの車両に関してはハーフグロスで処理します。

ハーフグロスの方が腐食跡に対して良好な塗膜が残せることと、厚めに処理ができることが理由です。

 

 

 

 

 

できました。

ピカピカのグロスもいいですが鈍く光るフレームもまた高級感があります。

 

 

 

 

同じくボロボロだったスイングアームもハーフグロスでパウダーコートしました。

 

 

 

組むのが楽しみです。

今回はここまでです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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