キャンディブルー


『キャンディーカラー』

名前は聞いた事がある方も多いかと思います

普通の色と何が違うの?・・・確かに

簡単に説明しましょう

 

 

まず普通の赤の場合

このように下地の次は赤をペイントし仕上げにクリヤーを吹きます

メタリックの場合は赤にメタリックを混ぜたものを吹きます

上塗り(下地を除いたもの)は2工程となります

 

paint2.gif

キャンディの赤の場合

キャンディは透明感のある塗料ですので下の色が透けて見えます

ベース色によって同じ赤でも違った色に見えるのです

またキャンディは重ねる事により色の深みが変わります

この場合上塗りは3工程になります

 

もっと簡単に説明すると普通の赤は赤いステッカーを貼った状態

キャンディは赤のセロハンを1枚、2枚・・と重ねていく感じです

さて昨日の記事の外装セットのペイントを開始したのですが

キャンディのブルーにペイントします

sr400t2.jpg

まずベース色のペイント

少し荒めのシルバーメタリックをペイントしました

あれ・・タンクが写っていませんね

 

sr400t3.jpg

その上に約4回キャンディを重ねた状態です

これぞ青!って感じです

乾燥室が欲しいー

ホコリどっかいけー

福中が『クレヨンで塗ったみたい』と言っていたのが気になりますが・・・

では今回はこの辺で

オートバイと廃車

パーツを一つつける度、形になってゆく 『廃車』

 この2文字でバイクが金属の塊となる

 中古パーツなど使えば安く直せるかもしれない

 しかしほとんどのバイク屋は新品でしか見積もりを出さない

 私もその内だが得意とする分野においては例外となります

 

このSRも納車10日で大事故、驚きましたが本人はもっと驚いた事でしょう

酷い状態でしたが直す事を勧めました

そうすればこのバイクを見たとき良い意味で事故を思い出すでしょう

というわけで長い修理が始まりました

前周りは全て中古品などを使用し交換、外装も全て交換します

 

塗装前の下地作り 今回取り付ける外装全て

 アンダーカウルまで取り付けます

 今から塗装です

 

キャンディのブルーでペイントしていきます

どのようになるか楽しみですね また掲載します

 

SRV250

SRV250.jpg

たまに修理やメンテナンスをするこのSRV250

実は私と同じマンション在住のオジさまのバイクなのですが簡単に紹介など

1992年発売のSRV250 スポーティーな外観にビラーゴ250のエンジンを搭載

ビラーゴがシングルキャブなのに対しSRVはツインキャブとなっています

ちなみにビラーゴにSRVのキャブを装着しようと試みてもフレームが干渉して無理ですので悪しからず

たった4年の生産で後継車『ルネッサ』となり販売終了となりました

昔はカフェパーツなんかも色々リリースされておりお客様の中にもカフェとして乗っている方もいます

長く乗っていくのに少しでもお手伝いできたら・・と思います

このSRVのリヤキャリアはオジさまのご要望により私がオリジナルで製作しました

毎日バイクを見てる感じですと活躍しているようです(笑)

 

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