SR400 メーターパネルの製作と取り付け

今回紹介するのは社外メーターの取り付けとメーターパネルの製作になります。

 

 

タコメーターはスタック、スピードメーターはモトガジェットです。

厚みのあるスピードメーターはメインキーの干渉を避けるため2階建てにし取り付けました。

他車種のトップブリッジ、ハンドルロック可能なイモビライザー付きのメインキーの位置、車検に必要なインジケーターランプ類の製作など、シンプルな外観に仕上げようとするほどに時間がかかります。

 

 

 

メーター表示もとてもシンプルで見やすいです。

 

 

 

純正左スイッチのパッシングボタンをスピードメータの切り替えに使用しました。

メーターパネルにプッシュボタンを取り付けしなくてもいいというメリットと走行中であってもハンドルから手を離すことなく切り替えができます。

私も自分のバイクによく使用する細工ですが高速走行中に何キロ走ったかすぐに確認できますのでとても便利です。

しかもモトガジェットは自動で速度表示パネルに戻ります。

 

 

インジケーターランプは高輝度で少し眩しいですが昼間でもはっきりと確認できます。

ウインカーの消し忘れも恐らくないと思います。

 

 

 

そういえば左下の方にある小さな穴はETCランプになります。

これもパネルの下に仕込みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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SR500 FCRキャブレター改、ヒーターの取り付け【の続き】

昨年にこんな記事を書きました。

SR500 FCRキャブレター改、ヒーターの取り付け

これはキャブレター(FCR)にキャブヒーターを取り付けした内容の記事になります。

寒い時期に約2カ月乗った感想というか報告をしたいと思います。

 

雨の日も余程でないかぎり乗っています。

キャブレター以外にも色々とテストをしています。

 

 

 

結果から言うと上出来で、寒い時の始動性や走行も非常にスムーズです。

ヒーターをしっかりと作動させると(といっても待つだけですが)加速ポンプ無しでもエンジン始動は一発です。

改良するなら取り付け位置をドレン付近ではなく、パイロットスクリュー付近がベストだと思います。

しかし今のままでも十分ですのでとりあえずこのままにしようと思います。

 

これを考えたのには理由があって、家の前で暖機運転ができる環境ではないということが一番にあります。

始動してすぐに低回転で発進するにはこれがないと不可能です。

 

そういえばここ2日ほど帰宅時は外気温が10℃を越えていたのですがヒーターは作動していませんでした。

文句なしです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SR500 FCRキャブレター改、ヒーターの取り付け

ようやく冬本番になってきました。

バイク乗りにとって暑すぎるのも寒すぎるのも辛いところです。

気持ちよく走ることができる日なんて年に何回あるのでしょうか。

またその日が休みとは限らないわけで。

 

現在私はSR500を通勤車として使用しています。

このブログでよく紹介するようなエンジンのOHやメインハーネスの製作などの作業をしておりますのですこぶる快調です。

 

 

ところが最近寒くなり、気になりだしたのが始動性の悪さと走り出すときの不安定さです。

エンジンOHされた方には説明しておりますが、アイドリングでの暖機運転は必要ないと言ってあります。

SRの油温はなかなか上がりません。アイドリング程度では時間がかかりすぎます。

ゆっくり乗るのでしたら何の問題もありません。

始動性の悪さは冬の場合ガソリンが気化しにくいためで、これも温度が上がるまで時間がかかります。

冬に販売されているガソリンは気化しやすいと聞きますが・・・。

そういえばガソリンは通常凍りませんが軽油は凍るんですよね。

寒い地域の軽油は凍らないようになっていますので、古いランクルで冬にアルプスに行くときは現地で軽油をいれてから目的地に停めるようにしています。

-20℃なんて普通にあります。

話が逸れましたが今回の目的はキャブレターにヒーターを取り付けて気化を促進しようという試みです。

 

ボディを改造することは手間なのでフロートチャンバーのドレンボルトを製作してヒーターを取り付けます。

 

製作開始、ジュラルミン丸棒から削り出します。

 

 

M16P1.0でネジ切り。

メインジェットが入るように中空にします。

 

 

フライスで六角加工。

 

 

旋盤に戻して外径の加工、ヒーターを取り付ける穴の加工とタッピング。

 

 

 

準備したPTCサーミスタ(ヒーター)とサーモスイッチ。

PTCサーミスタは電流を流すと発熱し、ある温度を越えると抵抗値が増えるため温度が上がり続けることはありません。

そして気温が高い時にヒーターは必要ありませんので外気温が12-13℃以下の時のみPTCサーミスタに電流を流すためにサーモスイッチを使用します。

これによってスイッチングなど必要なく勝手に寒い時にヒーターがONになります。

熱くなれば勝手にOFFになります。暑い時はOFFのままです。

 

 

 

これをセットします。

 

 

キャブレターに取り付け。

 

実際にキーをONにして測ってみます。

もちろんですがバッテリー搭載車のみでヘッドライト、テールポジションも消灯できた方がいいです。

OFF時のフロートチャンバーの温度。

 

 

ONにして約1分後。

 

 

エンジンかけずにONにするだけで1分で10℃上がりました。

チョーク無し、加速ポンプ無しで始動してみましたが暖かい時期と変わらず一回で始動できました。

走り出しもいい感じです。

しばらくこれで乗ってみたいと思います。

問題が起こればまたブログで報告します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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