SR400 カスタム紹介【スクランブラー】1

SR400のスクランブラーカスタムを紹介します。

何回かに分けて紹介し、カスタム内容を余すことなくお見せします。

 

 

 

 

フレームは初期型(1983年式)を使用。

古い塗装を全剥離、錆もブラストで丁寧に落としてから艶のあるブラックでパウダーコート。

エンジンは腰上が同じく初期型、クランクケースとジェネレーターはドラムの後期型(1998年式)を使用。

エンジンはOHし、少しスープアップ(500クランクに89mmピストンを使用し522cc)。

圧縮比が10:1となるピストンですが、少し加工し9.5:1に変更しました。

 

外観はブラックの部分はセラコート、アルミ地の部分はバフ研磨後パウダーコートのクリヤで仕上げてあります。

キャブレターは初期型(SR400)を使用。

 

 

 

 

 

特徴的なマフラーは薄肉ステンレスパイプを使用し手曲げで製作。

サイレンサー本体も製作、サイレンサーエンドはテーパーに削り出した真鍮を取り付けました。

カスタムの中でいくつか苦労した部分があり、一つがこのマフラーです。

ステンレスであること、手曲げであること、フレーム(サスペンション)の内側を通すこと。

この拘りが大きな壁となり苦労することになりました。

 

 

 

続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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よみがえれSR VOL.4

前回の続きとなります。

よみがえれSR VOL.3

 

 

マフラーはセラコートです。

 

 

配線は苦戦の結果こうなりました。

純正であれば配線の収納はヘッドライトです。

それをシート下に移動。

ボックスを使用せず収納できました。

 

 

全てをシート下に収納するのは難しく、フロントのウインカーの配線などはセパハンの中に収納します。

 

 

最終的にタンク下の配線はこうなりました。

 

 

 

シートはジュラルミン、ブッシュ、ジュラコンを使用してフレームに当てるように加工しました。

 

 

こんな感じで完成となりました。

意外と乗りやすさを感じながら試乗しています。

 

 

よみがえれSR VOL.3

続きとなります。

よみがえれSR VOL.2

 

 

 

このSRは最終的にオールブラック仕様になります。

当然エンジンもブラックになるわけですが、そのためには全て分解しなければなりません。

ブラックにするために分解する・・・贅沢なお話です。

 

ついでに・・・? OHをするので安心して乗ることができます。

 

 

 

 

クランクケース、腰上はセラコートブラック。

カバー類はパウダーコートです。

 

 

 

フェンダーはステンレスで製作します。

 

 

 

エンジンを始動したいところですが、その前にメインハーネスを作りたいと思います。

手間はかかりますが製作するのが一番スッキリします。

 

 

 

ヘッドライトケースが小さいため、配線を収納することができません。

その場合タンクの下に隠すことが一般的ですが、フレームを覆わないタンクを取り付けますので配線を隠すことができません。

そこでシート下を配線の収納場所にします。

アルミ材でシート下のプレートを製作しました。

 

 

 

お決まりのミニスイッチの配線も、

 

 

 

ハンドルの中を通して、

 

 

 

途中で繋ぐことなくここまで一本で引き、カプラー接続します。

トラブルのリスクをできるだけ減らすためです。

 

 

 

最後はこのように蓋をして配線を隠します。

 

 

 

形が決まったところでフェンダーや電装プレート、その他もろもろパウダーコートします。

 

 

 

 

取り付けます。

外装はマットブラックで仕上げていきたいと思います。

 

 

 

ライトステーもいい位置になるように製作しました。

 

 

 

ライトケースの中の配線は少しだけにしますが、スイッチを工夫して取り付けます。

 

 

配線はまだもう少しかかりそうです。

 

 

 

 

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