SR400 フェンダーレスの加工など

今回のカスタムはSR400のフェンダーレス加工です。

後半おまけの加工もあります。

 

 

 

シングルシートに純正フェンダー。

少し攻撃的なフロント周りに合わせてスッキリさせることになりました。

 

 

 

製作開始です。

 

 

 

出来上がった部品をパウダーコート。

 

 

 

配線加工。

全てLED化します。

 

 

 

リア周りは全て製作しましたがフロントウインカーは元の位置に取り付けます。

径が合わないので変換カラーの製作。

とても地味な作業、地味な部品です。

カスタムってこんなのばっかりです。

 

 

 

出来上がりました。

カウルすれすれにナンバーをセット。

 

 

ウインカーはここです。

 

 

テールはここです。

ナンバーもカウル下にセットしたナンバー灯でしっかりと光ります。

 

 

小粒ですが輝度はバルブの比ではありません。

 

 

 

おまけのカスタム。

おまけといっても重要な作業です。

キャリパーのセンターを出します。

シムで調整できる方向なら楽なんですけど逆の場合はローターを追い込みます。

 

 

今回はクリアランスをシクネスゲージで測りました。

クリアランスがそれぞれ1.75、0.34。

つまり0.705スペーサーを削ります。

 

 

 

SRのつくりかた vol.12

「SRのつくりかた」と題したこの企画。

カスタムオーダーとしてSRの製作をしておりますが一体どのように製作しているのか一例を紹介したいと思います。

 

今回から「組立て編」となります。

 

ベアリング類の取付、圧入。

 

 

 

スイングアームのニードルベアリングは必ずプレスで圧入します。

スイングアームもフレーム同様パウダーコートです。

 

 

 

 

チェーンは530を使用。

らしさを出すのにこのサイズは欠かせません。

それ以外のメリットはないと思いますが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

製作したメインハーネスもバッチリです。

 

 

 

ヤマハのマスターシリンダーはフルードが発射されますので、このようなものをつくって使用しています。

以前紹介したキャリパーセンター事件は無事解決しました。

 

 

 

 

 

キャブレターは2型を使用。

OHしてウエットブラストで仕上げました。

扱いやすくて非常にいいキャブレターです。

 

 

 

もう少しです。

 

 

 

 

 

よみがえれSR VOL.1

短編になると思いますがSRのレストアとカスタムの一部を紹介したいと思います。

 

ベースとなるエンジンはボロですがしっかりしたものです。

難しいところです、見た目が綺麗でも中が残念なエンジンが世の中にはたくさんあります。

しっかりとOHすることによってよみがえればまだマシです。

どうしようもないものがあることも事実です。

さてこのエンジン。

 

 

 

OHと外観を綺麗にすることによってよみがえっていただきましょう。

そして足回り。

 

 

 

この状態になるとペーパーでは下地をつくることができません。

少し前の記事でも書いたかもしれませんが、腐食するとホールができます。

この中に錆や汚れが入り込んでいるためにペーパーでは取り除くことができないばかりか埋めてしまいます。

どんなに丁寧に硬化剤入りのサフェーサーを吹いたところでいい結果にはなりません。

まずアルミの上を覆っているクリア層を取り除き、ブラストで錆を落とします。

足回りとエンジン、全て行います。

 

 

クリア層が剥離されると錆びていない部分は光った状態になります。

 

 

 

ブラストを当てて洗浄、乾燥させます。

 

 

 

ここからようやく塗装が始まります。

・・・つづく。

 

 

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