SR500 Restore&Custom レストアとカスタムの記録 1

HPのブログ限定で長編記事を書こうと思います。

【SR500 Restore&Custom レストアとカスタムの記録】と題しSR500を仕上げていく工程を載せたいと思います。

ビフォー、アフターだけではなく途中を知ってもらうことが大切だと考えていますので、今までもそのように伝えてきたつもりです。

当店が外注に頼らない理由なども含めて細かいこともお伝えしていくことができればと思います。

 

 

ではベース車の紹介から。

今回はSR400ではなくSR500です。

500である理由はありませんがこの車両にした理由はあります。

 

 

 

それはフレームが溶接加工されているからです。

 

 

 

溶接されているSRを選んだ理由はフレームを加工するからです。

加工といってもループ加工する程度のもの。

ここでノーマルのフレームのSRを選んでしまうとフレームを切断しないとダメになります。

そうすると元に戻せない為、世の中からノーマルのフレームが一つ消えることになります。

これが大きな問題で現在の世の中のカスタム事情を考えると将来ノーマルのフレームが無くなってしまうのではないかと思っています。

すでに加工されたフレームを使用することで増えることはなくても減ることはありません。

ところが面倒なんですよ。一度加工されたフレームを使うのが。

カスタムが変わるとループの形状やステーも全て変わりますのでノーマルを使う方が楽なんです。

しかし私がいなくなるような先の未来のためにできることは今しようと思っています。

長くなりましたがこのSRを選んだ理由は加工されたSRが目の前にあった、それだけです。

ちなみにフレーム加工のカスタム依頼に否定的な意見はまったくありません。

自分のバイクですから好きなようにするのが一番です。

 

 

 

 

車検証は確認していませんがエンジンは1985年、キャブは違うようです。

 

 

 

カスタムされています。

 

 

 

楽しみです。

今回はこの辺で。