SR500 Restore&Custom レストアとカスタムの記録 2

分解しますがその前に大切な作業があります。

それは点火のチェックです。

情報が全くない車両の場合、点火のチェックをしないと組み終わった後にまた分解することになりかねません。

分解前に確認する箇所、分解後に確認する箇所を分かっていないと時間ばかりかかります。

 

点火のチェックはチャージコイルのチェックに他なりません。

CDI、IGコイルなどは点検しません。壊れる可能性がほとんどないからです。

ただキルスイッチ関係はトラブルになりやすいのでCDI側で解除します。

メインキーも必要ありません。

これで点火しなければ断線を除いてチャージコイルのトラブルがほぼ確定します。

 

 

プラグを外して確認しようとしましたが、これは・・・。

 

 

 

新しいプラグで確認します。

火花の確認ができました。

 

 

では分解します。

あとは何とでもなります。

 

 

 

ずれています・・・。

後述します。

 

 

 

フレームと足回りだけになりました。

ここで分解は一旦終わります。

理由はシートに合わせてフレームの加工をするからです。

ワンオフシートの場合、全体のバランスを見ながらフレームを加工しますので足回りがないとわからないのです。

 

 

 

ループフレームを切り落としました。

 

 

続きます。