SR500 Restore&Custom レストアとカスタムの記録 13

ホイールを組むその前に・・・。

スポークをステンレスで製作します。

 

 

使用するリムに合わせて長さを計算し角度を決めて製作します。

仮組みをして角度の確認をし曲げていきます。

 

 

 

H型リム。

サイズはフロント2.50-18 リア2.50-18

 

 

 

ホイールを組む時はこのように完成の形にしてからニップルを取り付けます。

 

 

バランスは縦を決めてから横を決めます。

いや・・・正確に言うと縦、横、縦、横なんですけど人それぞれだと思いますので細かくは書きません。

 

 

リアも同じです。

 

 

できました。

 

SR500 Restore&Custom レストアとカスタムの記録 12

足回りの作業をしたいと思います。

今回の車両で使用するハブはフロントが初期型ディスクハブ、リアはノーマルのドラムハブです。

前後18インチ、エキセルリムのH型リムを使用します。

 

 

元のホイールを分解します。

 

 

フロントハブは適当に用意しました。

 

 

分解後。

 

 

ブラストで塗装と錆を落とします。

 

 

ドラムパネル。

 

 

 

同じくブラストです。

見えている部分も見えていない部分も同じように処理します。

 

 

パウダーコート。

気泡リスクの少ないマットブラック。

 

 

 

旋盤にセットしてドラム研磨します。

 

 

 

ベアリングの圧入。

 

 

続きます。

 

SR500 Restore&Custom レストアとカスタムの記録 11

エンジンのOH、ペイントが終わりました。

ここでフレームに戻りたいと思います。

SR500 Restore&Custom レストアとカスタムの記録 4

 

フレームのことを記録したのは4が最後になります。

下地の前のことまで書きました。

 

 

古い塗装、錆を完全に落としてからパウダーコートします。

SRはフレームの中にオイルが通る珍しいバイクです。

しっかりとマスキングや栓をして下地作りをします。

フレームのサンドブラストは外注です。

いつも綺麗に確実に作業してもらっています。

 

 

このまま錆びる前にすぐパウダーコートしたいところですが確認するところがあります。

フレームの作業の中で一番大切なことになります。

SRはフレームの中をオイルが通ると先程言いましたが、時々漏れているフレームがあります。

これはオイルタンクの溶接のブローホールやアンダカットから漏れていることがほとんどです。

つまり元々漏れていることになります。

塗膜や薄い被膜で隠れていますが振動や衝撃で剥がれていずれ漏れてきます。

これはブラストで剥がれるものですのでパウダーコートの前に漏れている場合は判断できます。

 

 

 

ブラスト後は油分が一切ありませんので少しでも漏れていれば上の写真のようになります。

これをオイルが通る個所全て調べて、漏れている場合は修正します。

 

このブローホールから漏れています。

 

 

ここは現在は漏れていませんが時間の問題だと思います。

 

 

溶接で補修します。

 

 

いよいよパウダーコートです。

 

 

 

グロスブラック(艶有)です。

綺麗にパウダーコートできました。

 

 

 

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