SR400 ファイナルエディション カスタム

今回はSR400ファイナルエディションのカフェカスタムを紹介します。

 

 

ベースとなるのはこのモデルです。

 

 

 

キャブ車用のセミダブルのシートを取り付けるために部品を製作します。

旋盤加工から。

 

 

フライス盤でセンターからオフセットした位置に穴をあけ、逃がしの部分を削ります。

 

 

できあがった部品を取り付けます。

 

 

 

フェンダーレスにするためにテールベースを手曲げで製作します。

 

 

使用するテールは定番のルーカスタイプ。

カフェでもトラッカーでも何でも似合う優れものです。

位置を決め仮溶接。

 

 

 

仕上げはパウダーコートです。

 

 

 

 

ライトは同じくルーカスタイプを使用。

いい位置を目指してライトステーも製作しました。

 

 

出すぎないようにメーターを少し下げて取り付けました。

ポストの穴埋めも何となくカラーを製作してみました。

 

 

フェンダーレスはほとんど見えませんがチラ見のループがカッコいいです。

 

 

 

タイヤはブロックタイプで少し違った雰囲気のカフェに。

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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1979 SR500SP エンジンのOHとエンジン塗装 その2

前回の続きとなります。

1979 SR500SP エンジンのOHとエンジン塗装 その1

 

 

ミッションは一部部品を交換しました。

古いですが状態も良くまだまだ使用できます。

 

 

 

ケースを組んだ後はフライホイールやクラッチなどを組みます。

 

 

 

摩耗が進んだシリンダースリーブ。

 

 

新しく製作し入れ替えます。

 

 

 

新品ピストン。

クリアランスは基本は純正に合わせますが使い方などを聞いたうえで考えて1台1台決めています。

 

 

ガスケットに油分や異物が付着しないように相当神経質になりながら組んでいます。

神経質と言ってもいつも通り組んでいるだけです。

 

 

 

バルブは摩耗があり新品に交換。

シートカット、すり合わせを行い組み立てます。

 

 

 

カムシャフトに摩耗がありどうせならとハイカムを入れることになりました。

オイル管理さえしっかりすれば長持ちします。

 

 

 

1978、1979年のSR400、SR500に見られる特徴的なシリンダーヘッドカバー。

問題ありませんのでロッカーアームを交換し使用します。

 

 

 

シリンダーは1983モデルの物に交換されていました。

ヘッドは1979年で間違いないです。

これもまたこのSR500の40年の歴史で経緯も想像できます。

 

 

オイルラインはフィッティングをフライスで製作しツインラインにして取り付けます。

 

 

 

出来上がりました。

 

 

 

カバーはパウダーコートです。

 

 

今回のエンジンOHはこれでおしまいです。

慣らし頑張ってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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1979 SR500SP エンジンのOHとエンジン塗装 その1

エンジンのネタ連続ですいません。

前回紹介したエンジンと年式もモデルも同じ1979モデルSR500SPのエンジンOHと塗装になります。

前回はオリジナルの塗装にしましたが今回はブラック仕様となります。

 

 

初期型と言えばこのカラー。

長年の歴史の中でレプリカモデルも出ておらず旧車の雰囲気ムンムンです。

 

 

 

SR400、SR500のエンジンンOHで気にするポイントは大きく2つです。

 

1つは部品の状態。

「見る」「触る」「測る」の3段階で素早く正確に良否を判断します。

これは経験値に勝るものはありません。

 

もう1つは【年式適合】です。

ここで言う年式適合は外観のことではありません。

何十年も動いていればエンジンを分解されることもあるでしょう。

問題なのはその時に、間違った部品が組み込まれていることがあることです。

間違った組み方ではありません。間違った部品を正しく組んであるということです。

ただ意図的に年式違いの部品が組まれていることもあります。

これも分解してチェックすればすぐにわかります。

 

エンジンを下ろしました。

このエンジン随分昔に分解されたことがあるなあ・・・なんて考えながらバラバラにしていくわけです。

 

 

 

分解後洗浄してセラコートでブラックにしました。

ベアリングを圧入し、シリンダーはスリーブを製作するために抜いて準備します。

 

 

ヘッドのフィンは研ぎました。

 

 

 

クランクシャフトは分解しベアリングを交換後、芯出しします。

 

 

 

状態をお客様に伝えて、メニューを決めて、部品を注文して・・・。

いつも通りクランクから組んでいきます。

 

 

続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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