放置なSR500 【ブレーキ編】

 

今回は、10年程放置されたSR500が再び走るまでの簡単な作業記録【ブレーキ編】です。

放置された車両については特有の部品劣化がありますので、楽しく乗れるように整備したいと思います。

 

 

まずは車両を引き取りに行った時から気になっていたブレーキの引きずりの修理からです。

あまり見ないキャリパーが付いており、OHするにも謎が多すぎます。

そこでブレーキキャリパーを交換することになりました。

 

 

 

ジュラルミンからサポートを製作します。

 

 

 

面出しをします。

ここで登場、自作フライカッター。

もう少しシャンクを長くすればよかったです。

次回の課題とします。

 

 

 

サポートの形にコンターで切り出します。

その後フライスで加工。

 

 

何回かフィッティングをします。

 

 

 

ローターの取り付けボルトがギリギリですので加工しました。

 

 

 

完成したのでパウダーコートでブラックにします。

 

 

 

タイヤも交換し、リア周りが終わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SR400F.I キャリアの取り付けと加工

 

今回のカスタムはキャリアの取り付けです。

キャリアの取り付けでしたらわざわざ記事にすることでもないのですが・・・はてさて。

 

 

 

 

荷台が小さめのお洒落なキャリアです。

 

 

 

 

問題はここです。

サスペンション上部のこのボルト。

色々なものが取り付けられ、すぐに満員御礼となってしまいます。

この車両もマフラーのサイレンサーステーが付いていましたので取り付けできません。

 

 

 

というわけですので、製作します。

 

 

簡単ですがこれで解決します。

 

 

後はマフラーステーを少しだけ曲げて外に広がらないようにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SR400F.I カスタム 完成編

 

続きになります。

SR400F.I カスタム フロントフォーク交換編

 

 

ウインカーなど細かい部品も交換します。

見えないですが配線処理をします。

 

 

シートカウルの固定ボルトはアルミカラーの中にブッシュを仕込んでみました。

 

 

 

 

マフラー交換。

シャーシダイナモにてセッティングとパワーチェック。

 

 

 

 

 

 

 

 

フォーク径41mmは決して太くはないですが、純正の35mmと比べると別物です。

 

 

 

注意したいのはオフセットの変化によるトレール量の変化です。

SRは元々トレール量は大きい方だと思いますが、この場合更に大きくなります。

フォークの長さが同じと仮定(実際ほぼ同じです)した時、ノーマルは111mmでこの車両は125mmとなります。

もし実際に走って安定するようになったと感じたならそれはフォークの大径化によるものではなくトレールによるもの(が大きい)です。

走行時の荷重やフォークのセッティングで常に変化するものですので細かい数字は正直どうでもいいですが10%増えたくらいの説明はしなくてはいけません。

更にこれはトレードオフですのでこれからのカスタムに関してアドバイスも必要になります。

 

 

 

このシートカウルに隠れたLEDテールが夜カッコいいんですよね。

乗っている人は全く見えないんですが・・・。

 

 

 

 

 

さて今回のどうでもいい話ですが、去年の秋に預かったお客さんのSRにカマキリの卵がついていたんです。

ミラーについていたわけですから洗車の時にそのままにはできず取りました。

取った卵を捨てることもできずカゴに入れてタイラップで縛って預かることにしました。

 

約半年後

 

今回紹介したSRを撮影する時に公園に全て放してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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