ガンコートについて色々問い合わせを頂いておりますが少し説明をしたいと思います
ガンコートは非常に硬く強いコーティングですが塗膜が非常に薄いため下地がモロに出ます
ですのでブラスト作業が必須になります
強いから何でもガンコートというわけにはいかない理由はここにあります
まず金属にしかできません（アルミ、鉄、ステンレス何でもＯＫ）
滑らかな仕上がりが必要とされる箇所にはできません（外装、タンクなど）
外装はウレタン塗料で仕上げます
塗膜を厚く出来るため細かな傷や下地の凹凸を埋めることが出来るのです
ガンコートはそれができません
上の写真のようにフロントフォークアウターはガンコートがお勧めです
飛び石、オイル、フルードにも強いので長持ちします
凹凸は埋めることができませんが純正らしい仕上がりが出来ます
これは外装を半艶で塗装したものです
艶消し剤を混入させて艶を落としていきますのでどんな色でも艶消しができます
細かく色や艶などを調整できるのがウレタン塗料の魅力です
キャンディは色のとまりが難しく私もまだまだ勉強中です
どのような色があるのか少し紹介します
オレンジはお客様にも好評でなんか嬉しいですね
タンジェリンオレンジ
スパニッシュゴールド
ティール
アップルレッド
ライムゴールド
コバルトブルー
バープル
このような感じです
こうして見るとライムゴールドもありだったかな・・って
ちょっと御披露目
珍しく細かい部分に拘りました
フロントフォークやスイングアームはリンクル塗装
タンクキャップやライトステーはガンコート
ここの拘りはインナーチューブにクランプしていないライトステー
整備し易く、見た目もすっきりです
後はヘッドライトリムのガンコートブラック
黒リムが似合うＳＲ・・・
・・・え？そんなとこ？
そうです自己満足です
ＮＥＷカラー
キャンディのタンジェリンオレンジ
外資系塗料ならではの発色の良さが素晴らしいです
私は左右対称に心惹かれます
富士山とか・・・タージマハルとか（見たことないですけど）
全くは無理ですが極力近づけました
ドライカーボンのミラー・・・高かった・・・
振動で折れたら心折れるだけでは済みません
ステアリングダンパーの移設
晩御飯を食べながら数時間考えました
ＳＲでこの位置はまず見ないと思います
見た目も操作のし易さも気に入っています
今回のモデルチェンジで不要と感じたパーツは全て外しました
こんなにもあるのかと結構驚きました
他にも拘りはたくさんあるのですがこの辺で・・・