SR400から500へスープアップとOH 其2

 

SR400から500へスープアップとOH其1 続きです。

すぐに組みたいところですがまだまだすることがあります。

まずネジ穴の掃除から。

手の感覚だけで良否を判断します。

M6などの低トルクな箇所はわずかな抵抗があるだけで規定トルクに達してしまう時があります。

大切な作業だと私は思っています。

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ベアリング類を圧入します。

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芯出しした500クランクシャフトを取り付けます。

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ミッションの取り付け。

シフトフォークなど一部は摩耗があったため新品に交換しました。

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ケースを取り付けてクランクの位置出しをします。

ベアリング類は一度脱脂をしてからゾイルを注入しなおしています。

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ジェネレーターなどを横の状態のまま取り付けます。

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続きます・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SR400から500へスープアップとOH 其1

 

今回のスープアップはこのような状態から始まります。

簡単に説明しますとシリンダーのスタッドボルトが1本が折損、もう1本は取れないといった状態です。

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エンジンをおろした状態です。

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このまま分解します。

これでやっとスタッド抜き作業にかかれます。

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これで安心です。

どうしても錆びやすい場所ですので定期的に交換したい部品です。

取れなくなってからでは手遅れです。

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なかなかやりがいのあるエンジンです。

見た目も中身もピカピカになって頂きましょう。

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消耗したシリンダー。

ピカピカです。

当然ですがスリーブを入れ替えたりボーリングするわけなのでわざわざこれを計測することはただの手間でしかありません。

しかしこれを計測することに意味があります。

一体何万キロでシリンダーがどれだけ摩耗するのか、今までの蓄積したデータと違う場合、なぜなのか。

オイル管理や走行状態、メーターの改竄、色々わかるわけです。

例えばメータの距離が1万キロとして分解したときに推定5万キロのエンジンだったとしても私は伝えることはしません。

今からの作業を精一杯することが私の仕事だからです。

過去にケチ付けるのが私の仕事ではありません、第一建設的ではありません。

計測することの意味は私にとってデータの蓄積です。

 

でも聞かれたら答えますので気になる方は聞いてください。

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さて外観もなかなかのエンジンですので綺麗にするために洗浄します。

これが本当に丸一日かかるんですよ・・・。

楽できる方法を教えてほしいです。

ブラストもありますので4回洗います

超音波もします。

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腰下や一部腰上はパウダーコート仕上げ。

見違えます。

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シリンダーはセラコート。

実際は写真より暗めのガンメタです。

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ヘッドも同じくです。

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ようやく組めます・・・。

続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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