1983 SR500 納車整備

 

1983年式SR500の納車整備のお話。

エンジンが下りておりますが納車整備とは別にOHを行いました。

 

 

タイヤ交換、ブレーキやフォーク、ステムも整備を行います。

年内に仕上げる作業が多くて、写真撮ることが難しいため少なくてすいません。

 

年式が古く外観はお疲れのところも多いですが、配線などの状態もよくエンジン内部の部品も非常に状態がよかったです。

 

 

 

調子よく乗るのに欠かせないキャブレターの整備。

後期型と比べるとクセの強いキャブレターです。

硬化した部品、消耗した部品を交換します。

 

 

 

初期型のノーマルに乗ると現行のSRとは一味違った楽しみがあります。

軽く回る吹け上がりのいいエンジン、面白いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SR500 メインハーネスの製作

 

さてさて今回はSR500のメインハーネスの製作をしたいと思います。

車両に合わせて必要な配線だけを使い製作します。

 

 

メインハーネスの取り外し。

 

 

 

トラブルのあった箇所を今後の為にも調べます。

 

 

 

配線の製作を開始します。

 

 

 

カプラーを取り付けていきます。

 

 

 

車両に取り付けます。

カプラーオン設計なので簡単に取り付けできます。

ETCなどの電装品の電源もメインハーネスに仕込んでいますので狭いライトケースに少し余裕ができました。

 

 

 

長い間お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SR500 エンジンOH

 

今回はSR500のエンジンOHです。

1978年から長い年月を走ってきたエンジンです。

しっかりとOHしてまだまだ頑張って頂きたいと思います。

 

 

 

 

 

部品は分けてチェックします。

SRは見た目は変わりませんが部品は少しずつ変わっています。

いい意味で材質が変わったもの、コストカットされたもの、様々な部品があります。

そこであらゆる年式のいいところを使用した「ハイブリッドOH」でエンジンを組み立てます。

 

 

 

 

 

初期型の面白いところは例えばこのクランクケース。

番号の打ち替えがしてあり、消すのも適当。

今では考えにくいですが間違いなくオリジナルです。

これも年式によって様々な字体があり毎回必ずチェックします。

 

 

お決まりの作業ですが、ボルト穴の清掃。

正確なトルク管理には欠かせません。

 

 

ミッションのチェックはギヤも大切ですがシャフトも大切です。

摩耗や傷などをチェックします。

 

一部摩耗がありましたので交換します。

 

 

 

ケースにベアリングを圧入し、組み立てます。

 

 

綺麗な新品のピストン。

 

 

 

ターカロイ鋳鉄でスリーブの製作。

ボーリング後、超音波洗浄します。

 

 

 

 

 

 

 

ヘッドはシートカットや研磨を行います。

 

 

 

 

コッターは新品。

バルブを組みヘッドをエンジンに組み付けます。

 

 

今回、カムシャフトに虫食いがあったので新品に交換します。

ロッカーアームも交換しました。

 

 

 

新品のキックインジケーターが眩しいです。

馴染むまでしばらく時間がかかりそうです。

 

 

オイルポンプは新品です。

シールを圧入し組み立てます。

クラッチを組んでいよいよ最後です。

 

 

 

 

 

始動の前にストレーナーを外して交換します。

 

 

 

見た目は当時そのままに、中はリフレッシュされて蘇りました。

預かった時には圧縮もなく不動でしたがこれでまた長く乗ることができると思います。

それでは慣らし頑張ってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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