SR400F.IのエンジンOHと塗装 其3

 

 

続きになります。

SR400F.IのエンジンOHと塗装 其2

 

ピストンは純正を使用します。

クリアランスが広い為、スリーブを製作し交換します。

 

 

上面研磨、クリアランスは純正寸法にてホーニング。

 

 

 

他を準備している間に超音波洗浄を済ませておきます。

 

 

 

新品の純正ピストンです。

 

 

 

スタッドボルトの取り付け。

 

 

 

ヘッドはシートカットにポート清掃。

ガイドやバルブステムに異常がないことを確認し、組み付けます。

 

 

 

カムシャフトはノーマル。

ようやく上まで戻ってきました。

 

 

シリンダー、ヘッドはセラコートですが、タペットのカバーなど一部をパウダーコート仕上げにしてあります。

 

 

これでエンジンの作業は終了です。

車体に取り付けますが、気になるエンジンハンガーやパイプなどをパウダーコートします。

F.Iのエンジンハンガーはすぐパサパサになります。

パワービームのステーもパウダーコートしました。

 

 

 

出来上がりました。

他の作業もありますが、エンジンはこれにて終了です。

ブラックエンジンが車体によく合ってとてもカッコよくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

本日のどうでもいいお話は工作機械紹介、前回の旋盤に続き溶接機の紹介です。

 

 

ダイヘンの交直TIG溶接機です。

溶接機も旋盤同様に頻繁に使用します。

 

鉄はもちろん、ステンレス、アルミ、チタンもこれ1台で溶接します。

まだまだ勉強することもあり溶接は非常に奥深いです。

 

酸化しやすい材料はバックシールド、アフターシールドもしますので、ガスは3台あります。

 

 

 

溶接テーブルは本当は銅板で製作したいのですがお高いので我慢しています。

 

 

 

 

 

 

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SR400 バックステップ部品の製作と補修

 

今回はガタの大きいステップの部品を製作したいと思います。

シフトにガタがあるとギアが入りにくかったり、抜けてしまうこともあります。

これが原因でミッションを傷めてしまうこともありますので注意が必要です。

 

 

補修部品も出ると思うのですが、今回は改良して製作したいと思います。

 

 

この部品です。

 

 

 

まず形を切り出します。

 

 

加工していきます。

基本的な寸法は同じです。

厚みは全然違います。

 

 

必要なカラーも製作します。

 

 

 

 

 

 

 

せっかくですのでベアリング仕様にします。

 

 

仮組みして動きを確認します。

 

 

 

いい感じでしたのでパウダーコートします。

ステップもついでに綺麗にパウダーコートしました。

 

 

出来上がりました。

これでまた長く使用できます。

 

 

 

BEFORE

 

AFTER

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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SR400F.I カスタム フロントフォーク交換編

 

今回のカスタムはSR400F.Iのカスタムで、ブレーキとフロントフォークの変更、ハンドルの変更などを行います。

フロントフォークを交換し径が変わりますので、1つずつカスタムができません。

一気にまとめてカスタムをしたいと思います。

今回は「フロントフォーク交換編」です。

 

 

まずステムの加工です。

ヤマハ系の大径フォークに交換しますのでステムも交換しなくてはいけません。

そこで卓上で加工ができる「すてむ君」の登場です。

パウダーコート仕上げです。

 

 

 

車体に合わせなくてもいいので非常に楽です。

 

 

 

ステムの加工ができました。

 

 

 

フレームはステムに合わせてストッパーを加工します。

車検にもしっかり対応できるようにハンドルロック加工も行います。

 

 

 

ストッパーの形をデザインし、切り出します。

 

 

溶接します。

 

 

次はハンドルロック加工です。

ストッパー加工が終わらないと次には進めません。

ハンドルロック加工をするためにトップブリッジにメインキーを取り付ける加工をします。

 

 

 

大きなキーシリンダーを取り付けるためにトップブリッジを加工します。

 

 

 

キーシリンダーも少し加工します。

 

 

取り付けができましたので、ハンドルロックの位置を決めます。

 

 

 

スチールから削り出します。

位置決めをして溶接します。

 

 

 

塗装をしてフレームの加工は終わりです。

 

 

 

次はノーマルメーターを取り付けるための加工です。

取り付けるトップブリッジのメーター取り付け位置とSRのメーターの位置は当然ですが合いません。

 

 

オフセットカラーの製作。

 

 

大体加工は終わりましたので塗装です。

ステム、トップブリッジはパウダーコート。

 

 

 

フロントフォークは中古を再メッキ。

アウターはパウダーコートです。

しっかりとOHしてから取り付けます。

 

 

 

ベアリングレースはジュラルミンで製作した「はまる君」で取り付けます。

今回は「すてむ君」に続き、素敵な2種類の治具を紹介しました。

まだまだあります。また機会があれば紹介します。

 

 

 

 

組んでいきます。

 

 

 

今回はここまでです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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